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[はじめに]
医薬分業も55%を超え、医薬分業(保険薬局)に対する国や国民の目は益々厳しくなって
きている。今こそ各々の保険薬局が上手に連携して、国民、地域社会が医薬分業の利益を実感
できる活動を実践していくことが重要なテーマである。
その中で、保険薬局の医療事務は何ができるのか。
当社では、各地区に点在している当社の保険薬局の連携の力を重視し、エリアごとに医事
リーダーを任命、医事リーダー間の打ち合わせを行い、種々の検討を重ねてきていている。現在までに、各医療事務に対し、薬剤師と連携した保険薬局の患者サービスの向上、サービスの説明と提案をするために必要な知識を習得するための教育、訓練を実践してきている。今回は、その実践内容と課題を報告する。今後の課題の検討、次の目標設定のため、皆様からのアドバイスを頂戴したい。
[目的]
薬剤師と連携して、保険薬局が国民(患者)に調剤技術以外のプラスアルファ(指導管理)の
サービスの提案、説明ができる医療事務の積極的な姿勢の育成。
医療事務のホスピタリティを養う。
[方法]
・スキルアップの実施
保険や、調剤報酬の仕組みについて、自店舗の事情に狭められることなく、広く知識を身に
つけるため、保険知識、調剤報酬の基礎編から、応用編のQ&Aまで、幅広い教育と確認問題を繰り返し実施した。
・フロアマネージャー活動
医療事務社員の中から、薬局のフロアマネジメントの責任者を任命。店舗の美化状況の
チェック、接遇の指導、改善レポートの提出の他、種々のキャンペーンを起案、薬局の
職員のホスピタリティの向上に成果を出した。
[結果・考察]
スキルアップを実施し、広く保険薬局業務の知識を学習することで、医療事務も社会の中の
保険薬局の役割を深く考えるきっかけとなった。又、ホスピタリティを向上する種々の取り組みを実践する中で、医療事務においても、患者に対して、家族や友人に接するような優しさと、
気持ちの良い礼儀を持って応対するホスピタリティの実践を学び、次の目標として、サービス
介助士などの資格を取る者も出てきている。
今後の課題として、医療事務の努力次第で、介護など専門性のある技術と知識を身につけ、
地域医療や介護に関わることができる可能性を検討している。薬剤師と連携して、保険薬局が
さらに深く地域に貢献するために、医療事務も次の一歩を踏み出したい。
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