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[はじめに]
現在、生活習慣病が社会問題となっており、その一つに高血圧がある。
そこで我が国は、健康日本21を立ち上げ、日本薬剤師会でも力を入れていくことになった。健康日本21では、「国民の平均血圧が2mmHg低下すると、脳卒中による死亡者は約1万人減少、ADL低下者は約3,500人減少、虚血性心疾患による死亡者は約4,000人減少、循環器疾患全体の死亡者は約2万人減少する。」と予測している。
そこで私達は、薬局来局者に高血圧の基礎知識を把握する調査を行った。
[調査方法]
- アンケートを福島市における当薬局9店舗で行った。
- 対象:来局患者(高血圧の治療の有無は問わない。)
- 期間:平成13年10月1日〜10月31日迄
*調査項目
- 収縮期血圧と拡張期血圧の知識
- 正常血圧高値についての知識
- 合併症についての知識
- 希望する治療法
[結果]
収縮期血圧・拡張期血圧と合併症に関しての質問に正解した人は、降圧剤服用歴のある人で約20%、ない人で約10%であった。服用歴のある人でも、多くの人が基本的知識を有していないことは、大きな問題である。服薬を正しく行えている患者でも、基本的な知識をもっているとは限らないことがわかった。
[おわりに]
今回の調査で、高血圧の基礎知識の低さが浮き彫りになった。我々薬剤師は、基本的な高血圧の知識の教育から、行っていかなければいけない。また、高い未治療率の原因の一つに、基本的知識不足があることも、今回の結果から考察される。
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