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調剤薬局におけるTDM
ファーマライズ薬局:浦山 弘道、石田 由美、島貫 英二、後藤 光良

[はじめに]
薬局薬剤師が在宅及び老人施設入所者等の薬効果発現に関与すべき重要性は大である。しかし、現状では特定薬剤治療管理料の算定対象薬剤が処方されていても、十分な管理を受けていない。また、薬剤の効果、副作用について薬局薬剤師が関与すべき重要性は高いといえる。そこで、我々はTDM(Therapeutic drug monitoring)解析をツールとして、在宅及び施設入所者の薬学的指導管理を行いTDM解析の有用性と問題点について知見を得たので報告する。

[とりくみ]
■対象薬剤:テオフィリン製剤
■方法:解析プログラムはベイズの定理を用いたソフトを使用
■実施期間:平成14年2月〜4月まで
■実施医療機関:在宅、施設患者
これまでの取り組みからTDM解析で以下のような有用性が得られた。
『TDMは薬効の有効性や副作用の発現を客観的な判断することができて有用であり、これはTDMの本来の目的である。』

[問題点]

  1. TDM解析は保険点数化されていない。
  2. 薬局薬剤師はTDM解析上の留意点について教育を受けていない。
  3. 開業医に対してTDMが啓蒙されていない。

[まとめ]
当薬局ではTDMの実践から、調剤薬局の薬剤師がTDMというツールを持つことは、日常の服薬指導で患者状態の把握、問題点の抽出を行いやすく、医薬品の適正使用、相互監視を行う上で必要不可欠なものであると考える。また、在宅、老人施設において積極的に薬局薬剤師が取り組むことで必ず社会に貢献できると確信している。

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